みなさん、こんにちは!
クリスマスが終わるとあっという間に新年!
毎年この時期の大掃除では不要な本の処分に悩むところですが、
前回の記事で紹介している「チャリボン」はそんな悩みも解決し、
気づけば誰かの役にたてるという素晴らしい取組みですね。
寄付先のsopa.jpさんの「チャリボンマラソン」も、SNSで繋がることが多いこの時代にもかかわらず
寄付者に会いに行き、想いを直接伝えることで、寄付する側も応援したいという気持ちが強くなるのではないでしょうか。
1日で走行距離133.1km…sopa.jpさんの熱い想いが伝わりますね☆
さて、今回ご紹介させていただくのは、「NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」です。
テレビなどのメディアでも多数取り上げられたことがあるNPO法人なので、ご存知の方もいるかもしれません。
NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークは、「地域の子どもを地域で見守る」ことをコンセプトとし、
2012年に設立されました。
地域にいる、貧困・不登校・虐待・外国籍・障害などさまざまな困難を抱えた子どもたちが、
自分らしい人生を歩めるように地域でサポートするためのネットワークづくりをされています。
具体的には、地域の子どもたちのために遊び場であるプレーパークや無料の学習塾、
子ども食堂などを運営しています。
都内で4カ所のこども食堂を運営されていますが、先日はその中のひとつ、
「椎名町こども食堂」にお邪魔してきました。
椎名町の駅の目の前にある金剛院・蓮華堂の場所を借りています。
お伺いしたときはちょうど主婦や学生のボランティアの方たちが、
和気あいあいと食事の準備をされていました。
同じ建物の中には、宿題をしたり、ボランティアの方と一緒に遊べる場があります。
食事の時間になるとお母さんと合流し、こども食堂でごはんを食べているお子さんたちもいました。
働いているお母さんからすると、このような場所があるときっと安心ですね。
食事の時間が近づくと、待ちきれないっ!といった表情の楽しそうな子どもたちや、
お母さんたちがたくさん集まってきて、とっても賑やかでした。
この椎名町子ども食堂ではなんと、毎回70人くらい集まるとのこと!
この日のメニューはシチューでした★ おいしそうですね^^
実際に子ども食堂に訪問してみて、あたたかい場所で楽しく食べる食事をとおし、
地域の方とつながることができる、素敵な居場所なんだ、ということがよく分かりました。
食事をとりながら、ふとした会話の中でお母さん同志の悩み相談ができたり、
必要があればNPO法人豊島こどもWAKUWAKUネットワークが築いているネットワークを駆使して、
困りごとに対する専門の方をご紹介したりしているそうです。
メディアの報道によると、こども食堂は全国で300箇所以上あるといわれており、
今後も増え続けていく見込みです。
NPO法人豊島こどもWAKUWAKUネットワーク 理事長の栗林知絵子さんは、
「こども食堂の取組みが広がることで、やがてまちづくり、防犯防災、未病対策、肥満対策、自殺防止、犯罪防止・・・と様々な社会問題の気づき、解決へと発展する」とおっしゃていました。
理事長の栗林さん
温かい ”おせっかい”が、地域の子どもを守り、支える力になるんですね。
子ども食堂は誰か特別な能力がある人が一人で行うものではなく、
地域の方々がみんなで一緒にできる取り組みです。
自分の住んでいる近くにもこのような居場所があるのか、探してみるのも面白いですね。
ボランティア、寄付(お金、食材)など、ご興味のある方はぜひこちらをどうぞ★