みなさん、こんにちは！
各地では紅葉がはじまり、野山を色とりどりに美しく彩っていますね。
この季節になると、もう今年も残すところあと僅かなのだと、時の経つ早さに驚かされます。
そして気づけばカレンダーも12月。
12月といえば、みなさんは何をイメージされますか。
クリスマス、忘年会、ボーナス、年末調整、大掃除、年賀状…などなど、みなさんがイメージされるモノ・コトはきっと様々であると思います。
特に大掃除はとてもエネルギーを使いますよね。
でも、そんな大掃除で出た不要な書籍・DVD・ゲームが、回りまわって誰かのハッピーにつながるとしたら、とても素敵だと思いませんか。
長野県上田市に本社を置く株式会社バリューブックスは、自社が運営する古本のリユース事業（買取・販売）を活用して、NPO/NGOの寄付集めをお手伝いする「チャリボン」という仕組みをつくり、様々な団体の支援を行っています。寄付された書籍等はバリューブックスにて査定され、その買い取り相当額が、寄付者が指定した団体（チャリボン対象団体の中から選択）へと寄付されます。ほかにも、買い取れなかった本を「本を必要としている人のもとへ届けよう！」という古本リユース「ブックギフトプロジェクト」にも取り組まれています。
現在では、44もの団体がこの「チャリボン」の仕組みを活用して寄付集めをされています。
これらの仕組みは、「世の中をよくしたい」という一途な思いで社会貢献活動を行っていたNGO・NPOの方々との出会いをきっかけに、一企業としてどのような貢献ができるのか、考えた末に生まれた仕組みなのだとか。
バリューブックス本来の業務に則り、自社のノウハウを活かしつつ、無理をしない形で取り組まれている社会貢献活動…素晴らしいですね！
公益財団法人トヨタ財団でも、昨年から「寄付月間」のキャンペーン時期に合わせて、事務所が入居している新宿三井ビルディングにて「charibon（チャリボン）at 新宿三井ビルディング」を開催しています（主催：トヨタ財団 協力：三井不動産・三井不動産ビルマネジメント株式会社・株式会社バリューブックス）。
2016年度「チャリボン＠新宿三井ビルディング」の様子
ビル内で集められた書籍・DVD・CD・ゲームソフト・ハガキ等は、バリューブックスで査定され、バリューブックスの「チャリボン」の仕組みを利用している登録団体のうち、トヨタ財団の助成実績を有する3団体（一般社団法人SAVETAKATA、認定ＮＰＯ法人難民支援協会、特定非営利活動法人sopa.jp）に対し、トヨタ財団が買い取り額と同額をマッチング寄付します。
今年は12月20－21日の二日間、11時～18時に新宿三井ビルディング55 SQUARE NORTHにて回収を行います。
ご自宅から郵送いただくことも可能です。
この機会に、ご自宅・職場で不要となった書籍・DVD等を通じて、社会課題に取り組まれている団体を支援してみませんか。
みなさまのご参加をお待ちしています！
「本が好きな人は本の置き場に困っても売るのも捨てるのも嫌いです。でも、寄付ならどうでしょう？眠っていた本が世界に飛び立ち誰かの役に立つプロジェクト、それがチャリボンです。あと味が実に爽やかな本の片づけ方なのです。
本屋は出ていく人が本を持っていますが、このイベントは来る人が本を持ってます。「さかさま本屋」です。でも、空気は本屋と同じです。忙しい日常から、ふっと離れた豊かな時間が生まれます。ここから本たちは、被災地でのまちおこし、日本での難民支援、社会での繋がり創出の為に旅立ちます。本が好きなあなた、ぜひ、ご協力ください。」（株式会社バリューブックス担当者）
「皆さまの想いの詰まった古本等が寄付金として寄付されるという、とても素敵なイベントだと感じています。大掃除の時期に開催いただいたこともあり、ご入居いただいている企業様からも大変好評でした。」（ビル担当者）
「オフィスビルは長い時間過ごす場所でありながら、同じビルで働く方々とコミュニケーションの機会は決して多くありません。昨年初めてのチャリボンキャンペーン。回収日には、台車でいろいろな方が本の入った紙袋を持ってきてくださいました。「ありがとうございます」「こんな本でいいですか？」「会社で集めてきました！」自然と会話が生まれました。チャリボンキャンペーンでコミュニケーションが生まれ、社会課題への関心が広がれば一石二鳥だなあと思っています。」（公益財団法人トヨタ財団担当者）
次は MIYUKI ABEさんにバトンをわたします。
あしなが育英会 ～国内活動プログラム その①～についてご紹介いただきます。
[endif]--![endif]--![endif]--![endif]--